最後尾スタート必至のバンドーン「割り切って決勝に焦点を据える」F1アゼルバイジャンGP 2017《初日》
2017年第8戦F1アゼルバイジャンGP、金曜初日のセッションを振り返ってマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンがコメントを発表した。
今回のグランプリでマクラーレン・ホンダは、バンドーンのマシンに対して6基目のMGU-Hとターボチャージャーを投入した後、7基目のそれらを再投入する予定となっている。これによって、バンドーンは15グリッド+15グリッドの計30グリッドもの降格ペナルティを受ける事になる。
100%最後尾スタートとなるバンドーンにとっては、予選結果は何らの価値も持たない。バンドーンは決勝に照準を合わせることで自身のモチベーションを保とうとしているようだ。
バンドーン:F1アゼルバイジャンGP初日を終えて
ストフェル・バンドーンFP1: 15位/1:47.446, FP2: 17位/1:46.174
決勝でグリッドペナルティーを受けるって分かってたから、今日はロングランに集中する事にしたんだ。
1回目のフリー走行では、早い段階で路面のグリップが得られたよ。明日は今日よりももう少し良くなるだろうけどね。ストリートサーキットでは自信を持って走れる事が大事だから、ここでのマシンの感触がポジティブなのは良い事だよ。実際にコースに出てみてすぐにブレーキングポイントに対応できたよ。シミュレーターでの準備が功を奏してると思うな。事前に準備して良かったよ。
タイヤはここでもかなりトリッキーなんだ。色んなドライバーがタイヤをロックアップさせてたよね。みんなタイヤを温めるのに苦労してたんじゃないかな。特にブレーキングゾーンが難しんだ。長いストレートではタイヤが冷えるんだけど、その状態でかなり激しくブレーキを踏まなきゃならないからね。良いタイムを出すという点においては、車はかなり不安定な状態だよ。
2017年第8戦F1アゼルバイジャンGP初日の詳細についてはFP1結果とダイジェスト、FP2結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。アゼルバイジャングランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、アゼルバイジャンGPに関する情報についてはF1アゼルバイジャンGP特設ページをご覧あれ。