笑顔を見せるローラン・メキーズ(レッドブル・レーシング代表)の写真と「FIVE MORE YEARS OF FULL SEND」のメッセージを配した2031年までの契約延長を発表する記念グラフィック、2026年10月15日(木)
Courtesy Of Red Bull Content Pool

ホーナー後任に長期の信任。レッドブルF1、メキーズ代表と契約延長…フェルスタッペンを上回る

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レッドブル・レーシングは10月14日(水)、チーム代表兼CEOを務めるローラン・メキーズとの契約を2031年まで延長したことを明らかにした。これは、今年8月に契約を更新したマックス・フェルスタッペンの契約期間を1年上回るものであり、クリスチャン・ホーナー解任後のチームを率いてきたメキーズに長期の信任を与えた格好だ。

株主のマーク・マテシッツが、イギリス・ミルトンキーンズの本拠地で行われたチームの報告会で発表した。金銭面の条件は公表されていない。

メキーズ、2031年契約延長で信任

メキーズは2025年7月、解任されたホーナーの後任として就任した。レッドブルでは、最高技術責任者を務めていたエイドリアン・ニューウェイがアストンマーティン・ホンダに移籍し、長年モータースポーツ・アドバイザーを務めたヘルムート・マルコも同年末に退任するなど、幹部の交代が続いた。

株主のチャルーム・ユーウィッタヤーとマテシッツは共同声明で、「ローランは重要な移行期にチームを導くうえで、極めて重要な役割を果たしてきた。今回の契約延長は、彼のリーダーシップに対する我々の信頼を示すものだ」と述べた。

一方、レッドブルGmbHの企業プロジェクト・新規投資部門CEOを務めるオリバー・ミンツラフは、「指導体制の継続性は、持続的な成功に欠かせない要素だ」と強調した。

ピットウォールでピエール・ワシェ、ローラン・メキーズ代表らレッドブル・レーシングの面々と笑顔で記念撮影するレッドブルGmbHの株主マーク・マテシッツチャルーム・ユーウィッタヤー、2026年10月11日(日) F1シンガポールGP決勝(マリーナベイ市街地コース)Courtesy Of Red Bull Content Pool

ピットウォールでピエール・ワシェ、ローラン・メキーズ代表らレッドブル・レーシングの面々と笑顔で記念撮影するレッドブルGmbHの株主マーク・マテシッツチャルーム・ユーウィッタヤー、2026年10月11日(日) F1シンガポールGP決勝(マリーナベイ市街地コース)

自社PU初勝利も、レッドブルは選手権4位

メキーズの就任後、チームは昨季後半に巻き返し、フェルスタッペンはドライバーズタイトルまで2ポイントに迫った。一方、フォードと開発した自社製パワーユニット(PU)で初めて戦う今季は、開幕から15戦にわたり勝利を逃す苦しい滑り出しとなった。

だが、第16戦バーレーンGPで流れが変わる。フェルスタッペンはマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでチームにとって今季初となるトップチェッカーを受け、レッドブル・フォード製PUにF1初優勝をもたらすと、翌週の第17戦シンガポールGPではスプリントと決勝の両方を制した。

ただし、全23戦中17戦を終えた現段階でレッドブルは、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンに次ぐコンストラクターズ選手権4位にとどまっている。フェルスタッペンもドライバーズ選手権4位で、首位アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とは119ポイントの差がある。

2027年体制へ「強固な基盤」

レッドブルはメキーズの契約延長に先立ち、フェルスタッペンに加えてアイザック・ハジャーの2027年残留を9月に発表している。さらに、名前は明かしていないものの、2027年に向けて主要な人材との契約も結んだとしている。

メキーズは今回の契約延長に際して株主およびスタッフに謝意を示し、ピエール・ワシェおよびベン・ホジキンソンがそれぞれ率いる車体開発部門とエンジン部門の仕事を高く評価したうえで、チームには今後に向けた「強固な基盤」があると述べた。

レース運営部門では、元アストンマーティンのパフォーマンスディレクター、トム・マッカローが2027年初めにヘッド・オブ・レーシングとして加わり、2027年末までにマクラーレンへ移籍するジャンピエロ・ランビアーゼの後任を務める予定だ。

これに関連し、第18戦アメリカGP、第20戦サンパウロGP、そして第21戦ラスベガスGPでは、正式な引き継ぎに先立ち、トム・ハートがランビアーゼに代わって暫定的にフェルスタッペンのレースエンジニアを担当する予定となっている。

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