ヘッドセットを着用してグリッドに立つフレデリック・バスール(フェラーリ代表)、2026年9月13日(日) F1スペインGP決勝(マドリンク)
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

「Mr.ホーナーは仕事を探している」――バスール代表、フェラーリでの自身の将来を巡る憶測に苛立ち

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フェラーリのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが、自身の去就を巡る質問が繰り返される状況に不満を示し、元レッドブル代表クリスチャン・ホーナーの存在が、自身とフェラーリにとって気が散る要因の一つになっていると認めた。

フェラーリは今季2勝を挙げ、コンストラクターズ選手権2位につける一方、首位メルセデスには160ポイント差をつけられている。シーズン序盤は好調を見せていたが、直近5戦は表彰台を逃しており、バスールのチーム内での立場を巡る憶測が続いている。

求職ホーナー、バスールを苛立たせる

チーム代表会見に出席するクリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシングチーム代表)とフレデリック・バスール(フェラーリチーム代表)、2023年3月3日(金)F1バーレーンGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

チーム代表会見に出席するクリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシングチーム代表)とフレデリック・バスール(フェラーリチーム代表)、2023年3月3日(金)F1バーレーンGP

バスールは昨年、フェラーリと複数年の契約延長を結んだばかりだが、こうした状況下でホーナーが、チームの株式を得られなくても働きたい唯一のF1チームは、「夢」の存在であるフェラーリだと語ったことで、バスールの去就への関心が高まった。

イギリスの公共放送『BBC』によるとバスールは、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが4位と6位に終わった2026年F1第15戦アゼルバイジャンGP後、自身の将来に関する絶え間ない憶測への苛立ちを吐露した。

「我々は十分に落ち着いた環境で仕事ができていない。まず私自身がそうだが、チームのみんなにとっても同じだ。メディアからの質問の半分がこの話になるのは、少し苛立たしい」

「我々はコンストラクターズ選手権2位を争っている。それなのに、誰もがこの件について多くを話している。ガレージの連中にとってもそうだが、この話題について議論することは、果たして我々にできる最善の議論なのだろうか」

「だが、現実にそうなっているし、私の手に負えるものではない。Mr.ホーナーがあらゆるところで仕事を探しているのは、誰もが知っている」

「でも、私に何ができる? チームを後押しし、みんなの士気を高め、今日より良くするためのことに集中して、自分のベストを尽くすだけだ」

ホーナーはレッドブル在籍時に、女性従業員からセクハラと威圧的な行為について告発された。この問題は2024年2月に公になったが、レッドブルによる2度の内部調査の結果、告発は退けられた。

バスールは、フェラーリでホーナーと一緒に働くことを受け入れる可能性があるかと尋ねられると、意味深な答えを返した。

「それは私のアシスタントに聞くべき質問だ」

ハミルトン、バスール主導の改善を肯定

一方、アゼルバイジャンGPを6位で終えたハミルトンは、バスールの下でチームが良い方向に進んでいると今も確信しているかとの問いに、短くこう答えた。

「そうだ」

続けて、チームの結束は保たれているかと聞かれると、再び「うん」とだけ返し、残りのレースでチームに何ができるかと尋ねられると、次のように返した。

「挑戦し続けることだ」

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