
ブリアトーレ、コラピント一部ファンに異例の警告「状況続けばすべて止める」ガスリー中傷受け取材対応停止も
アルピーヌF1チームのエグゼクティブ・アドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、ファンによる誹謗中傷が続く場合、アルゼンチンのテレビ局へのフランコ・コラピントのインタビュー対応を打ち切ると警告した。
ピエール・ガスリーは、チームメイトのコラピントを後方にとどめることになった2026年F1第14戦スペインGP後、自身や家族、交際相手に対し、SNSで誹謗中傷や脅迫が届いたと明かし、「一線を越えている」と非難した。
母国アルゼンチンで熱狂的な人気を誇るコラピントの一部ファンが、彼が関係するインシデントを巡って関係者を誹謗中傷したのはこれが初めてではない。コラピントにペナルティ裁定を下したスチュワードや、ジャック・ドゥーハン、角田裕毅、エステバン・オコンらがこれまでに被害を受けている。
ブリアトーレ、放送対応打ち切りを警告
スペインGPでの一件を受け、ブリアトーレはアルゼンチンのスポーツ放送局『ESPN Argentina』を通じて、強い言葉で改善を求めた。
「特にアルゼンチンの人たちに言いたい。フランコを応援したいのなら、クリーンに、誠実に応援してほしい。私がSNSで目にしているようなやり方ではなくね」とブリアトーレは語った。
「この状況が続けば、ある時点でフランコは誰とも話さなくなる。というのも、ファンから毎回、理由もなく大きな怒りが向けられているのを目にしているからだ」
さらに、「人々がそういう態度を取るのであれば、アルゼンチンのテレビ局とのインタビューも、SNSでの活動も止める。すべて止める。我々がソーシャルメディアで目にしている書き込みは、まったく筋が通っていないからだ」と述べた。
「アルゼンチンの人達は歓迎する。ただし、敬意を持ってほしい」
ブリアトーレが何より望んでいるのは、チーム内での争いを避けることだ。
「我々が戦わなければならないのは他のチームだ。ドライバー同士で争う必要などまったくない。我々は一緒に戦うためにここにいる。チームと2人のドライバーが一体となってだ」
「チーム内の争いは必要ない。そんなことは、もう受け入れられない」
スペインGPでコラピントはレース終盤、異なる戦略を採っていたガスリーに追いついた。ガスリーはスティントを引っ張る戦略を採っており、コラピントの後方にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が迫っていた。
そのため、コラピントは無線でチームに対し、ガスリーとの順位交換を訴えた。アルピーヌのピットウォールはチームオーダーを発動せず、ガスリーにピットインを指示した。このインラップでコラピントはピアストリからプレッシャーを受けたものの、順位を守り切り、7位入賞を果たした。
この好結果にもかかわらず、ガスリーはSNS上で家族や交際相手にまで及ぶ「完全に行き過ぎた脅迫や誹謗中傷」を一部ファンから受けた。