レーシング・ブルズ、新車「VCARB 03」初走行もアクシデント…リンブラッドに試練。技術的詳細も一部明らかに

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レーシング・ブルズは1月20日、2026年型F1マシン「VCARB 03」をイモラ・サーキットで初めてコースに送り出した。しかし、そのシェイクダウン初日は、今季唯一のルーキーであるアーヴィッド・リンブラッドにとって、ほろ苦い一日となったようだ。

雨のイモラで迎えたVCARB 03初走行

地元メディアの報道によると、最初に新車のステアリングを握ったのはリアム・ローソンだった。マシンは、先日デトロイトで公開されたリバリーをまとい、雨用デモタイヤを装着してコースイン。断続的に雨が降り、霧が立ち込める難しいコンディションの中で走行が始められた。

ローソンに続いてコックピットに乗り込んだのが、イギリスとスウェーデンの二重国籍を持つ18歳のリンブラッドだ。だがその1周目、ヴィルヌーヴ・シケイン(ターン5・6)でクルマのコントロールを失い、グラベルにストップ。これにより赤旗が提示された。

イモラ・サーキット(F1エミリア・ロマーニャGP)の2022年版コースレイアウト図copyright Formula1 Data

イモラ・サーキット(F1エミリア・ロマーニャGP)の2022年版コースレイアウト図

VCARB03は青いカバーを掛けられた状態でレッカー車により回収され、ガレージへ戻されたが、マシンに深刻なダメージはないと伝えられている。一方で、いくつかの初期トラブルにも見舞われたという。

実車で明らかになった空力ディテール

今回の走行により、これまでレンダリングのみで示されていたVCARB03のディテールの一部も明らかになった。

レッドブル・フォード製パワーユニットへと給気するインダクションポッドは目を引く台形形状であり、水平方向に細長いサイドポッドの吸気口はかなりタイトだ。

やや短めに見えるノーズの先端は、先代とは異なり2本のピラーでウイングを吊り下げる形状となっている。また、サスペンションは前後ともにプッシュロッド式を採用している。

レーシング・ブルズは翌21日(水)にも、イモラでフィルミングデーを利用した実走行を実施する見込みだ。規定で許される200kmの走行距離を、ローソンとリンブラッドが分担するとみられている。

その後、1月26日から30日にかけて完全非公開で行われるカタロニア・サーキットでの合同テストに参加。波乱含みの初日を経て、VCARB03と若きルーキーは、本格的な準備段階へと進んでいくことになる。