
隠しつつ魅せる。キャデラックF1、バルセロナでの「テスト専用リバリー」を公開
ゼネラル・モーターズ(GM)のマーク・ルース社長は2026年1月13日、デトロイトの新たなGMグローバル本社にて、キャデラックF1チームが使用する非公開合同テスト用の特別リバリーを披露した。
このリバリーは、1月26日から30日にかけてスペインのカタロニア・サーキットで実施される全チーム参加の非公開シェイクダウンにおいて、同チーム初のF1マシンに採用される予定だ。
伝統とカモフラを両立するデザイン
Courtesy Of Cadillac
テスト用リバリーが施されたキャデラックF1チームの2026年型マシンのレンダリングイメージ、2026年1月13日 (2)
今回発表されたのは、空力的な詳細を隠すことを目的としたワンオフ・デザインであり、2月8日に公開予定の正式なレース用リバリーとは異なる。
モノクロームを基調とした配色に、キャデラックの象徴である「キャデラック・クレスト」を現代的に再解釈した意匠を視覚的なアンカーとして配置している点が特徴だ。
リア周辺の大部分に「キャデラック・クレスト」をあしらうことで、空力ディテールを隠蔽しつつ、ブランドの存在感を大胆に主張する狙いがうかがえる。
光沢とマットの質感を交互に組み合わせた幾何学的なパターンは、ブランドのDNAを芸術的に表現すると同時に、ボディワークの形状を欺く役割も果たしている。
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テスト用リバリーが施されたキャデラックF1チームの2026年型マシンのレンダリングイメージ、2026年1月13日 (1)
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キャデラックF1チームのテスト用リバリーが施された2026年型マシンの前に立つゼネラルモーターズ(GM)のマーク・ルース社長、2026年1月13日
なお、テストとレース本番で異なるリバリーを使用するのはキャデラックだけではない。ウイリアムズも、すべてのプレシーズンテストでファン投票によって選ばれたデザインを採用する予定だ。
正式リバリーへの期待を煽る首脳陣
ルース社長は「このテスト用リバリーは、デトロイトのデザインの伝統と、我々のグローバルチームの力を称えると同時に、デザイン上の秘密を守るものだ。一方でバルセロナでのテストは始まりに過ぎない。来月、世界中のファンに正式なリバリーを披露できることを心待ちにしている」と述べた。
レース用リバリーは、全米最大のスポーツイベント「スーパーボウル」のCM枠を通して2月8日に公開される。キャデラックF1チーム・ホールディングスのCEOを務めるダン・タウリスは、GMとの提携によって既存の常識を再考し、「大胆な方法」でチームを紹介できると期待を寄せた。
なお、テスト用リバリーのノーズには、新規参戦に向けて尽力した創設メンバーの名前が刻まれ、彼らへの敬意が表されている。
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キャデラックF1チームの2026年型マシン・テスト専用リバリーには新規F1参戦に向けて尽力した創設メンバーの名前が刻まれている (1)
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キャデラックF1チームの2026年型マシン・テスト専用リバリーには新規F1参戦に向けて尽力した創設メンバーの名前が刻まれている (2)
キャデラックは、3月8日にアルバート・パーク・サーキットで開催される開幕戦オーストラリアGPでの歴史的なデビューを飾る予定だ。