疑惑は霧散─サインツ、3番グリッド確定「バチッと噛み合った!」ポールも見えた雨のラスベガス予選で輝き放つ

  • Published:
  • Googleで優先するソースとして追加する

カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、2025年F1第22戦ラスベガスGP予選で獲得した3番グリッドを維持することになった。Q1でのコース復帰時に他車を妨害した疑いで審議対象となっていたが、スチュワードは最終的に「お咎めなし」と判断した。

サインツはQ1のターン5でコースアウトした後、コースへ戻る際にランス・ストロール(アストンマーチン)の走行を妨げた可能性があるとして調査を受けていた。

だが聴聞において、アストンマーチン側の代表者はサインツの動きを問題視せず、当事者であるストロール自身も「問題なし」と証言。悪天候による視界不良に加え、セクター内で黄旗が出ていた状況も考慮され、ペナルティは科されなかった。

雨のベガスで輝いたサインツ

低温かつ濡れた路面という難しいコンディションに飲まれるどころか、サインツはむしろ輝きを放った。予選後には、ポールポジションが見えた瞬間の胸の高鳴りと、決勝に向けた現実的な目標を語った。

「今年一番難しい予選の一つだったけど、すごくハッピーだよ! 最初の1周目からクルマとバチッと噛み合っていた。ラップタイムを更新するたびにトップに立つ展開だったし、このコンディションで走るのは楽しかった」

「最後のアタックのタイミングは少し早かったようにも思うけど、ポールを獲れるチャンスはあるって分かっていたし、一瞬『獲った!』って思ったんだ。でも後ろの2台(ノリスとフェルスタッペン)がさらに速くて、及ばなかったね」

「それでも3番手はチームにとって素晴らしい結果だし、この仕事を誇りに思うべきだ。明日の目標はこのポジションを守ること。後ろにはかなり速いクルマが何台か控えているし、ここはオーバーテイクが容易だからね」

「できるだけクルマを幅広に使って(後続車をブロックし)、全力を尽くすよ。バモス!」

チーム代表のジェームズ・ヴァウルズは、サインツのパフォーマンスへの絶賛を惜しまず、土曜の決勝に向けても自信を示した。

「カルロスの予選は本当に素晴らしかった。非常に難しいコンディションの中で、本当に印象的な走りを見せてくれた。それも単発のラップというわけでなく、セッションを通して常にトップ3に食い込んでいた」

「今週末、スリック、インターミディエイト、エクストリームウェットの全てのタイヤでマシンを機能させることができたのはチームの素晴らしい仕事の賜物だ。明日のレースがどんな天気になろうとも、これは良い兆候だ」

サインツが今季トップ3からスタートするのは、アゼルバイジャンGPに続く2回目。バクー市街地コースでは、2番グリッドから3位表彰台に上がっている。


雨に見舞われた2025年F1ラスベガスGP予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抑えてポールポジションを獲得。3番手にはカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が続いた。

決勝レースは日本時間11月22日(日)13時にフォーメーションラップが開始され、1周6,201mのラスベガス市街地コースを50周してチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1ラスベガスGP特集