
ウィリアムズ、DRS規定違反で”ダブル失格”―アルボンとサインツがF1シンガポールGP予選除外
アレックス・アルボンとカルロス・サインツのウィリアムズ勢が2025年F1第18戦シンガポールGP予選で失格処分を受けた。セッション後、23号車と55号車が技術規則に準拠していないことが判明した。
公式車検の結果、リアウイングの上部可動エレメント(DRS)が規定上限である「外側両端85mm」を超えて開いていたことが、FIAテクニカル・デリゲート、ジョー・バウアーにより確認された。
聴聞でチーム代表者は、予選前の測定では許容範囲内にあることを確認していたと釈明したが、技術規定第3条10項10号(g)への抵触は明らかであり、デレク・ワーウィックを含むスチュワードは失格処分を言い渡した。一方、チームからの申請を受け決勝レースへの出走を許可。両者はグリッド最後尾(19位・20位)からスタートする。
アルボンは予選12番手、サインツは同13番手を記録していたが、正式結果から除外された。これに伴い、予選15番手に終わった角田裕毅(レッドブル・レーシング)は13番グリッドから決勝をスタートする見通しとなった。
同条項は、DRS作動時におけるエレメント間のギャップについて「スパン全域で9.4mm以上85mm以下」でなければならないと定めている。
前戦アゼルバイジャンGPでは、エステバン・オコン(ハース)がリアウイングの剛性検査で規定値を超えるたわみが確認され、技術規則違反により失格処分が科されている。