
F1ハンガリーGP:フェルスタッペンに降格の危機、奇妙な”ポイ捨て”を巡り召喚
2025年F1第14戦ハンガリーGPのフリー走行2終了後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がF1競技規則第34条14項c)に違反した疑いで、スチュワードから召喚を受けた。聴聞は現地時間18時20分から行われる予定だ。
セッション中盤、フェルスタッペンはターン3とターン4の間のストレートで極端に減速し、雑巾・ウエスあるいはタオルのようなものを車外へ投げ捨てた。この物体がピット作業中にコックピット内に残されていたものなのか、あるいは走行中に車内へ侵入したものなのかは不明だ。
一件についてデレク・ワーウィックを含む4名のスチュワードは、フェルスタッペンが「危険な状態でリリースされた疑いがある」としている。いわゆる「アンセーフ・リリース」は通常、チーム側の責任として処理され、罰金が科されるケースが多いが、第34条14項c)ではスチュワードにグリッド降格ペナルティを科す権限を与えている。