アレックス・アルボンの23号車ウィリアムズFW45のエンジンカバーに掲げられたカーナンバー、2023年6月4日F1スペインGP
Courtesy Of Williams

ウィリアムズF1、少なくとも2030年までメルセデスを搭載…PU契約を延長

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ウィリアムズ・レーシングとメルセデス・ベンツは2024年1月8日(月)、F1パワーユニット(PU)契約の延長を発表した。英国グローブのチームは少なくとも2030年までメルセデス製PUを搭載する。

メルセデスAMGは1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンがF1に導入された2014年以来、ウィリアムズにPU一式を供給してきた。今回の契約延長に伴い両者のパートナーシップは17年に及ぶことになる。

2026年に導入される次世代PUは100%持続可能な燃料の使用が義務付けられ、より厳しい持続可能性基準が設定される。パワーユニットの電動パワーは現行の約3倍に相当する350kWにまで引き上げられる。

契約延長についてウィリアムズのジェームズ・ヴァウルズ代表は「我々はメルセデス・ベンツとの長期的なパートナーシップに満足している。次世代のF1に向けてこの協力関係を拡大できることを嬉しく思う」と語った。

「メルセデスがもたらす専門知識、サポート、テクノロジーは、中長期的なチームの願望と完全に合致する。メルセデスとの長期契約は前向きな一歩であり、われわれの将来の目標の一部を形成するものだ」

またメルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者を務めるトト・ウォルフは「このニュースはF1におけるメルセデス・ベンツの力強さを強調するものだ。彼らはグリッド上位に挑戦するための基盤を整え続けている。パワーユニットの供給を通して彼らをサポートすることを楽しみにしている」と語った。

昨年11月にはマクラーレンが2030年までのメルセデスとのPU契約の延長を発表している。