フェルスタッペン、恋人ケリー・ピケとの結婚の予定について語る
月日が流れるのは早いもので、8年前に17歳でF1史上最年少デビューしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も今年9月に26歳の誕生日を迎えた。そして恋人ケリー・ピケは今月7日に35歳となった。プロポーズの予定はないのだろうか?
2人が交際を始めたのは2020年の事だった。3度のF1ワールドチャンピオンに輝いたネルソン・ピケの娘、ケリーは2017年からダニール・クビアトと交際を始め、2019年7月に娘、ペネロペを出産したが、その年の終わりに破局した。
フェルスタッペンは今年、73年に渡るF1史の偉大な記録を幾つも塗り替え、アイルトン・セナやニキ・ラウダ、そして恋人の父親に並ぶ3度目のドライバーズタイトルという成功を掴み取った。
人によっては、もう少しばかり私生活に目を向ける契機となるのかもしれないが、結婚に関してフェルスタッペンは、自然な流れに任せ、お互いの準備ができたと感じる適切な時を待つつもりのようだ。
スイス紙「Blick」とのインタビューの中でフェルスタッペンは結婚の予定について問われると「僕が結婚? そうやって公の場でプレッシャーをかけないでくれよ!」と笑い、次のように続けた。
「今は考えていない。いずれ分かるさ。今のところケリーにはすごく満足しているけど、彼女の前で片膝をつくような予定はないんだ。あるべき時にそうなるはずだ」
F1での現役時代にその日は訪れるのだろうか? フェルスタッペンは「僕らの関係を書類の上でも公式に認めるべきだと感じた時にそうする事になるだろうね」と答えた。
1年を通して世界中を転戦する生活を送るフェルスタッペンにとって家族は「すごく重要」だという。
「ストレスの多い日々に囚われないために、家族は僕にとって安らぎの場所でなければならない。ケリーは父親を通してその事を知っている」
「僕はたくさんの動物がいる大家族が好きで、今は猫を3匹飼っているんだ。猫は犬より自立しているからね」
「特に旅行中はほとんど世話ができないから犬だと大変だ。一緒に連れて行く事もできるけど、赤ん坊のように世話をしなきゃならないしね」
1988年にドイツで生まれたケリー・ピケは、幼少期の殆どを南フランスで過ごした後、12歳の時に父の母国ブラジルに移住。ニューヨークのメアリーマウント・マンハッタン・カレッジで国際学を学び、モデルやスタイリスト・アシスタント、広報担当としてキャリアを歩んできた。
フェルスタッペンもケリー・ピケも共に両親の離婚を経験している。