セルジオ・ペレス、Q2敗退の”大惨事”はエンジントラブルが原因
9月16日のF1シンガポールGP公式予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペン共々Q3進出を逃し、13番手に終わったセルジオ・ペレス(レッドブル)は、ノックアウトの原因の一つは少なくとも、ホンダRBPTパワーユニットのトラブルにあったと説明した。
今季15戦中、7度目のQ3進出を逃したペレスはこの日の結果を「完全な大惨事」と表現し、「期待していたものじゃないし、結果には本当に失望している。本当に痛い」と語った。
「僕らは週末を通してクルマに色々と変更を加えたけど、本当に上手くいったものは何もなかった。原因を突き止める必要がある」
「FP1はマシンバランスも良く、いい感じに週末をスタートできたけど、FP2はかなり厳しく、それ以来、あちこちに変更を加えてきた。でも結局バランスを改善する事はできず、厳しい状況が続いていた」
「横滑りが酷くコーナー毎にバランスが変わってしまう状況だった。更に悪いことに、Q2では最後ラップを走り切る事ができなかった」
「何より苦しんでいるのはクルマに対する感触で、それが事態を更に悪化させた。エンジンに酷いアンダーデリバリーがあって、それによってかなりの影響を受け、残念ながらクルマのコントロールを失ってしまったんだ」
「今日の結果には本当にガッカリしてる。ストリートサーキットのシンガポールでオーバーテイクするのは本当に厳しい。もし明日のレースで数ポイントでも穫れれば、僕としては満足さ」
2023年F1シンガポールGP予選ではレッドブルがダブルQ2敗退を喫し、カルロス・サインツ(フェラーリ)が2戦連続のポールポジションを獲得する結果となった。
決勝レースは日本時間9月17日(日)21時にフォーメーションラップが開始され、1周4,940mのマリーナベイ市街地コースを62周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。