ライバル苦笑…最強RB19へのフェルスタッペンの要求が凄すぎる件。冗談じゃないってば!
F1イギリスGPで今季全勝記録を維持し、ダブルタイトルまっしぐらに突き進むレッドブルRB19に対してマックス・フェルスタッペンは、ライバルが苦笑いを浮かべる程、広範な改善要求を突きつけた。
クリスチャン・ホーナー代表は既に、2024年型「RB20」の開発にリソースを投入している事を認めているが、次戦ハンガリーGPでは新たなアップグレードが導入される計画で、ライバルに対するアドバンテージを一層、高める可能性がある。
シルバーストンでのレース後トップ3会見の中でフェルスタッペンは、RB19に求める改善点について問われると真顔で「ドラッグ、低速、中速、高速…あとはDRSエフェクト、タイヤの摩耗。これら全部かな」と答えた。
隣に座っていたランド・ノリス(マクラーレン)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が思わず苦笑を浮かべると「今はこの部分に取り組んでるんだ!あとブレーキのパフォーマンスね。冗談じゃないよ!」と笑った。
全方位的に性能が向上する可能性があるにも関わらず、フェルスタッペンはハンガロリンクに向けて上手くやれる自信はないと慎重だ。
「週末毎に背後のメンバーが入れ替わるから本当に混乱するよ。多分、競争力が本当に拮抗している事に加えて、クルマをウインドウに置けるかどうか、特定のトラックでクルマが機能するかどうかで大きく変わるためだろうね」
「マクラーレンのレースペースには本当に驚いた。実際、彼らは後続のマシンより遥かに速かった」
「ハンガリーで何が起こるかは正直に言って分からない。誰が一番速いのか、2番目に速いのか」
「これまでのところは僕らが毎週末、トップに立っているように見える。これは僕らにとって何よりも重要な事だけど、ハンガリーは特性が全然違うサーキットだ」
「アップグレードが上手く機能する事を願うよ」