父ヨス・フェルスタッペンへのオマージュとしてデザインされた2022年F1ベルギーGP仕様のヘルメットを披露するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
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父への感謝…フェルスタッペン、母国F1オランダGPでヨス仕様のヘルメットを着用

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マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はザントフォールト・サーキットで開催される次戦F1オランダGPで、父ヨスが使用していたものをベースとしたスペシャルヘルメットで勝利を目指す。

2021年のF1ワールドチャンピオンとして地元ザントフォールトへと凱旋する24歳のオランダ人ドライバーは30日(火)、父への感謝の印として母国レースで着用する特別なデザインのヘルメットを公開した。

「オランダGPを前に、今年は父への感謝の気持ちを表す良い機会だと思ってね」とフェルスタッペン。

「父は幼い頃から世界選手権での勝利のために、僕に尽くしてくれた。今の僕があるのは父のおかげだ」

「そこで、ヨスが被っていた昔のヘルメットを元にして新しいデザインを作ったんだ。背面には父のオリジナルのロゴを入れてみた」

「このヘルメットでドライブできるのは、僕にとって本当に特別だ」

「このデザインをザントフォールトの週末に復活させるのは良いアイデアだよね。父の現役時代のファンを含めて、みんながこのデザインを気に入ってくれることを願ってる」

父ヨス・フェルスタッペンへのオマージュとしてデザインされた2022年F1ベルギーGP仕様のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のヘルメットcopyright Max Verstappen

父ヨス・フェルスタッペンへのオマージュとしてデザインされた2022年F1ベルギーGP仕様のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のヘルメット

息子と同じ様に、ヨス・フェルスタッペンも若くしてF1に参戦した。デビューイヤーとなった1994年はベネトンと契約を結び、後の7度のF1王者、ミハエル・シューマッハをチームメイトとした。

初年度は2度に渡って3位表彰台に上がったものの、その後はシムテックやフットワーク、ティレルといったバックマーカーを転々とし、2003年の日本GPを最後にF1を去った。

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