フェラーリのガレージ内を歩くシャルル・ルクレール、2022年3月25日F1サウジアラビアGPフリー走行
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

最速連取シャルル・ルクレール、クルマの挙動を見誤り壁に接触も「自信を失ってはいない」

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スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは3月25日(金)に行われたF1第2戦サウジアラビアGPの初日に行われた2回のプラクティスで共にタイムシートのトップに立ったものの、FP2の終盤に左フロントホイールをウォールにぶつけ、チェッカーを待たずにクルマを降りた。

市街地コースでは如何に自信を以てクルマをドライブできるかがラップタイムを大きく左右する。ミスをすればその分だけ自信を失うが、ルクレールは2日目以降も全開でコーナーを攻める事ができると主張する。

「良い一日だったのに、残念な終わり方になってしまった」とルクレール。

「FP2でのミスはちょっとしたものに過ぎず、自信をなくしてしまうようなものじゃなかった。フロントがもっとスライドするだろうと思っていたんだけど、ターン4でイン側のウォールに接触してしまったんだ」

修復が間に合わずにセッションを途中で去ったために、フェラーリはロングランに取り組む事ができなかった。確かにフェラーリは2回のセッションでレッドブルを下したが、その差は僅かコンマ1秒ほどであり、決勝ではレースペースが求められる。

ルクレールは「燃料を積んだ状態で走り込めなかったのはちょっと残念」としながらも「明日に向けてペースには自信を持ってる。きっと上位に食い込めるはずだ」と前向きな見解を示した。


近郊の石油関連施設が攻撃され爆発炎上したにも関わらず、F1は予定通りイベントを開催する方針を表明。ドライバー達も深夜2時半近くにまで渡る議論を経てレース続行を決定したものとみられており、2022年F1サウジアラビアグランプリの3回目のフリー走行は日本時間3月26日(土)23時から、公式予選は同26時から1時間に渡ってジェッダ市街地コースで開催される見通しだ。

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