角田裕毅、アプローチ変更が功奏…ガスリーと僅差の11番手「良いペースを見せれたと思う」
10月8日(金)のF1第16戦トルコGP初日プラクティスを振り返った角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は「良いペースを見せれたと思う」と述べ、初走行のイスタンブール・パークに手応えを得た様子をうかがわせた。
角田裕毅は午前のFP1でチームメイトのピエール・ガスリーから1秒落ちの18番手と大きく遅れていたが、続く午後のセッションでは0.126秒差の11番手にまで迫ってみせた。
クラッシュ続きのシーズン前半戦の反省を踏まえ、角田裕毅はレッドブルリンクでの2連戦以降、予選までプッシュする事を控える新たなアプローチを取ってきたが、チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズによると、角田裕毅は再びやり方を変えたようだ。
エドルズは「ユーキに関しては異なるアプローチで週末を迎えているが、彼は自信を持って良いパフォーマンスを発揮しており、今のところ功を奏している」と説明した。
幾らか良いペースを披露できた
角田裕毅
FP2: 11位, FP1: 18位
イスタンブール・パークは本当に素晴らしいコースですね。今日の2回のセッションは本当に楽しかったです。
まだ徐々に自信をつけている最中ですが、午後のセッションでは幾らか良いペースを披露できたのではと思っています。
今日は風が強かったものの、コンディション的にはかなり良い1日でした。ですが明日は雨が降るかもしれないので、またトリッキーな事になるかもしれません。
とは言え今週末はこれまでのところ、クルマのパフォーマンスに満足出来ていますし、大幅に改善出来ているのではと思います。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)をコンマ1秒差で退けた。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
F1トルコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間10月9日(土)18時から、公式予選は同21時から1時間に渡ってイスタンブール・パーク・サーキットで開催される。