角田裕毅、ブレーキに問題抱えスタート出来ず「辛いけどメカニックは懸命に頑張ってくれた」
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は9月12日に開催されたF1イタリアGP決勝レースを1周も走行できずにモンツァを去る事となった。
レコノサンスラップを終えて一旦グリッドについたものの、角田裕毅はレース開始を10分後に控えてガレージへと戻り、そのままクルマを降りた。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンはトラブルについて「グリッドへの周回中にユーキがブレーキトラブルを報告してきた。メカニックは懸命に対処したが解決できずにリタイアとなった」と説明した。
メカニックは懸命に頑張ってくれた
角田裕毅
決勝: DNS, グリッド: 15番手
グリッドに向かう途中でマシンにメカニカルトラブルが見つかり、グリッド上で修復を試みたのですが叶わず、レース前にマシンをガレージに戻して解決を試みる事にしました。
メカニックの皆は素晴らしい仕事をしてくれましたが、残念ながらスタートする事ができませんでした。
走り込む事も経験を積む事も出来ず辛い結果となりましたが、ページをめくらなければなりません。次のロシアGPに集中したいと思います。
9月12日(日)にモンツァ・サーキットで行われた2021年F1第14戦イタリアグランプリ決勝レースでは、タイトル争いを繰り広げる2台がクラッシュによるリタイヤを喫するなど波乱の展開となり、3番グリッドからスタートしたダニエル・リカルドが移籍後初優勝を飾り、2位にランド・ノリスが続いた事でマクラーレンが1-2フィニッシュを果たした。3位表彰台にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。
ソチ・オートドロームを舞台とする次戦ロシアGPは9月24日のフリー走行1で幕を開ける。