カタロニア・サーキットで開催される2021年シーズンのF1世界選手権第4戦スペインGPの決勝スターティング・グリッドが国際自動車連盟（FIA）より発表された。

今週末はハース並びにアルピーヌの全4台がエキゾーストを交換しているが、いずれも降格ペナルティの対象外だった。

決勝を前に審議されたインシデントは1件で、予選Q1でランド・ノリス（マクラーレン）の走行を妨害したとしてニキータ・マゼピン（ハース）に3グリッド降格ペナルティが科されたが、もともと最後尾20番グリッドであったためグリッドへの影響はなかった。

更に今週末はギアボックス交換車がゼロであり、決勝開始1時間前の現時点では予選順位がそのままスターティンググリッドになる見通しだ。

ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手はマックス・フェルスタッペンで、2列目にはバルテリ・ボッタスとシャルル・ルクレールが並ぶ。上位10台はいずれもソフトスタートだ。

優勝候補のストラテジーは言うと、メルセデスがミディアムを2セット保持している一方、レッドブル・ホンダ勢は1セットのみで、主流と見られる2ストッパーを採用する場合、その戦略はソフト、ミディアム、ソフトまたは、ソフト、ミディアム、ハードの2パターンに絞られる事になる。

F1スペインGP：戦略と残存タイヤ

なお日曜のバルセロナは依然として雷を伴う雨の予報が出ているものの、降ってもチェッカーフラッグ後との事でウェットレースの可能性は低い。気温は23度程度まで上がる見通しで路面もかなり熱くなりそうだ。

2021年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月9日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

F1スペインGPスターティンググリッド

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