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F1日本グランプリ:人気低迷に歯止め? 開幕2日間の観客動員数が昨年を上回る
長引く観客動員数の低下に苦しんでいたF1日本グランプリだが、30回目の記念大会となった今年は上昇へと転じている。サーキット側の発表では、練習走行が行われた開幕初日は約3万1,000人(前年比+5,000人)、予選が行われた6日土曜は約5万3,000人(同+10,000人)が会場へと足を運んだ。
かつては、オリンピックやワールドカップに並ぶ人気を誇っていたフォーミュラ1だが、昨今は日本のみならず世界的に人気低下傾向にある。日本においては2006年に過去最高となる36万1,000人を記録(3日間のべ数)したものの、以降は低下に歯止めがかからず、昨年はのべ13万7000人と過去最低を記録していた。
今年は本田技研工業株式会社がエンジンを供給する伊スクーデリア・トロロッソが予選で大活躍。7日(日)の決勝レースでのポイント獲得に大きな注目が集まっている。土曜と同じ5万3,000人が決勝レースの観戦に訪れると、2006年以降初めて観客動員数が増加する事になる。