コックピットに座りレース開始を待つレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド、F1アメリカGP 2018年10月21日copyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ダニエル・リカルド、米国GPでの今季7度目のリタイヤに憤慨…壁を叩いて悔しがる「またエンジントラブル」

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レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、COTAで行われたシーズン第18戦F1アメリカGPでのリタイヤに憤慨。マシンを降りてガレージに戻ると、壁を叩いてその悔しさをあらわにした。

リカルドはオースティンでの決勝レースを4番グリッドからスタート。久しぶりのセカンドロウに心を踊らせて56周の争いに挑んだものの、9周目にターン11でクルマの全電源がシャットダウン。コース脇に車を止める事となった。

チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、リタイヤの原因はパワーユニット関連の可能性が高いと指摘。失意の中にガレージへと戻ってきたリカルドの様子を、Skay F1に対して次のように説明した。

「ダニエルにとっては嘆かわしいほど残念な結果になってしまった。バーレーンGPで発生したのと同じパワーユニットのトラブルのように思われる。あの時もシステムが完全にシャットダウンした」

「力強いレースをしていただけに、彼にとっては本当にストレスが溜まるグランプリになってしまった。部屋に戻ると、壁を叩いて悔しがっていたよ」

「でもダニエルはチームを責めたりはしない。やれるだけの事をやっていたのを知っているからね」

リカルドは今季限りでキャリア初期から過ごしてきたレッドブルを離れ、フランスに本拠地を置くルノー・スポールに移籍する。来シーズンの雇い主が製造したエンジンのトラブルによってのDNFは、あまりにも皮肉と言える。

「無線すら使えなかったし、電源絡みの何かが故障したんだと思う」とリカルド。「今こうしてレースを振り返ってみて、余計にこの結果を受け入れるのが辛い。マックス(フェルスタッペン)のレースが素晴らしかった事を思えば、すごく面白いレースになっていただろうからね」

「今はこれ以上何も言えないよ。今年は自分ではどうしようもないような出来事が何度も起こってるけど、僕には頑張り続けることしかできない」

「何が残念かって、レッドブルと一緒に戦えるレースがもうあと僅かしかないって事なんだ。もっと良い結果を残したい。少なくともあと1回はチームとお祝いがしたい。そのために表彰台に上がりたいと思ってるのに」

リカルドにとってのレッドブルでのレースは残りあと3戦。今回のトラブルの原因如何では、リカルドは次戦F1メキシコGPでエンジン交換ペナルティを受ける可能性がある。

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