フォーミュラ1公式Youtubeアカウントが、21日土曜に行われた2019年第15戦シンガポールGP公式予選の模様を収めた6分44秒のハイライト動画を公開した。ポールポジションはシャルル・ルクレール。低速を苦手とするフェラーリSF90が、下馬評を完全にひっくり返した。

FシンガポールGP 予選ダイジェスト

3強チームの計6台は順当に予選最終ラウンドのQ3へと進出。アタック合戦では”色付きの旗”が振られる事もなく、真剣勝負でのグリッド争いとなった。1セット目のランで先陣を切ったベッテルが、第1・第2セクターでファステストを連発。ターン20で壁をこすりながらも、最終セクターもパープルで繋いで暫定ポールタイムを記録した。

その後アタックへと入ったポール候補のルイス・ハミルトンは、ベッテルから1秒遅れの3番手。シャルル・ルクレールはコンマ3秒落ちの2番手と、ベッテルのポールポジションの可能性が高まったが、女神はドイツ人ドライバーに微笑まなかった。

ベッテルは最終アタックでも隊列を先導したが、セクター1、セクター2共に自己ベストを上回れず計測を断念した。ルクレールはその後方からセクター1で全体ベストを刻み猛追。最終的にベッテルをコンマ2秒上回り、3戦連続のポールポジションを獲得した。

ハミルトンは自己ベストを大きく塗り替えベッテルの前に出るも、ルクレールには僅かに届かず2番手に甘んじた。フロントロウ争いに期待を抱いていたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2列目4番手に終わった。

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