2024年F1シンガポールGP《決勝》ハイライト動画：ノリス、リタイヤ寸前の際どい場面も 全周リードの圧勝
現地9月22日にマリーナベイ市街地コースで行われたFIA-F1世界選手権第18戦シンガポールGP決勝レースでは、2度に渡って壁に接触しながらも、ランド・ノリス（マクラーレン）が全周リードを以て圧巻のポール・トゥ・ウインを飾った。
タイトルを争うマックス・フェルスタッペン（レッドブル）は、ノリスから20.945秒差の2位でフィニッシュした。3位はノリスの僚友オスカー・ピアストリだった。
決勝：ハイライト動画
29周目、快適リードを築いていたノリスは、ターン14でロックアップを喫し、あわやリタイヤかという場面があった。幸いにもフロントウイングに軽度の損傷を負ったのみで事なきを得たが、45周目にもターン10の壁に接触した。
トップチェッカーを経てノリスは、バリアに何度も「危うく衝突しそうになった」と認めた。
8番グリッドに着いた角田裕毅（RB）はまたも蹴り出しが悪く、1周目に3台に追い抜きを許して早々に11番手に後退。最終第2スティントでソフトを履き、フランコ・コラピント（ウィリアムズ）に迫ったが、2.5秒及ばず12位でクルマを降りた。
F1ラストレースとなる可能性があるチームメイトのダニエル・リカルドは、終盤に2回目のピットストップを行い、ソフトタイヤで最速ラップを記録して18位でレースを終えた。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台とする次戦FIA-F1世界選手権第19戦アメリカGPは現地10月18日のフリー走行1で幕を開ける。
