レーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレス、2019年F1シンガポールGPにて
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セルジオ・ペレス、予選を前にギアボックスを交換…シンガポールGPで5グリッド降格

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レーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレスは、21日のF1シンガポールGP公式予選に先立ってギアボックスを交換。日曜の決勝レースで5グリッド降格ペナルティを受ける。

ペレスは予選前最後のプラクティス中に、ターン21の出口で右リアから壁に激しく衝突。サスペンションが破損し、チェッカーを待たずに早々にクルマを降りた。

その後FIA国際自動車連盟のジョー・バウアーは、3回目のフリー走行後に11号車が新しいギアボックスに換装したと発表。競技規約(F1スポーティングレギュレーション第23条5項a)にて定められた6戦連続使用の義務を果たしていないことから、5グリッド降格処分となる事が確定した。

シンガポールの週末のペレスの流れは悪い。開幕前日の木曜のメディアセッションを体調不調で欠席し、FP3での走行は僅か4周に留まった。マリーナベイ市街地コースは低速タイトなコースであるためオーバーテイクが非常に難しく、5グリッド降格は非常に大きな痛手といえる。

なお、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトとアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンも、土曜のセッションに向けて新しいギアボックスの封を切っているが、二人はレギュレーションの定めを満たしているため、ペナルティが科せられる事はなく、現時点で降格を受けるのはペレスのみとなっている。

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