サイド・バイ・サイドになるセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とキミ・ライコネン(アルファロメオ)、2021年12月5日F1サウジアラビアGP決勝レースにて
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ベッテル「あれはキミが引くべきだった」角田裕毅とライコネンとの接触を経てリタイヤ

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アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは12月5日(日)に行われたF1第21戦サウジアラビアGP決勝を終えて、26周目のインシデントに関してキミ・ライコネン(アルファロメオ)に責任があるとの考えを示した。

Q1敗退の17番グリッドについたベッテルは17周目に入賞圏内8番手にまで浮上するも、23周目に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)と接触して11番手に後退。その3周後に今度はフェラーリ時代のチームメイト、ライコネンと接触した。

23周目の日本人ルーキーとの一件に関してスチュワードは、角田裕毅に非があるとして5秒ペナルティと2点のペナルティポイントを科した。チーム代表を務めるフランツ・トストは擁護したが角田裕毅はベッテルに謝罪した。

26周目のインシデントが審議される事はなかったが、ベッテルはライコネンに非があると考えている。

レースを終えたベッテルは「フロアに深刻なダメージを受けたことでレースを終える事になってしまった。厳しい1日だったし、ポイント争いのチャンスを失ってしまい悔しい」と語った。

「レース序盤は思い通りの形になった。17番手からスタートして、リスタート後にポイント圏内にまで上がる事ができたからね。とは言っても今日はペースが悪く、後方のフェラーリ勢からプレッシャーをかけられる状況だった」

「最初のシケインでユーキ(角田裕毅)にぶつけられてしまい順位を下げてしまった。その後はキミ(ライコネン)とのインシデントがあり、あれで僕のレースは完全に終わってしまった」

「トラックポジションを持っていたのは僕だし、あのコーナーに2台分のスペースはなかったから、僕としてはキミが引くべきだったと思ってる」

ベッテルはコース上にデブリを撒き散らしながらも走行を続けたが入賞の望みはなく、45周目にガレージにクルマを入れた。

クルマの損傷の大部分は角田裕毅との接触によってではなく、ライコネンとの接触によって生じたようだ。

オトマー・サフナウアー代表は「インシデントだらけの夜を過ごした後、セバスチャンはあと数周というところでリタイアを余儀なくされた。他のマシン、特にキミのアルファロメオとの接触によるダメージが余りに大きかった」と説明した。


12月5日(日)にジェッダ市街地コースで行われた2021年F1第21戦サウジアラビアGP決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。

ヤス・マリーナ・サーキットを舞台とする次戦、シーズン最終F1アブダビGPは12月10日 (金) のフリー走行1で幕を開ける。

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