ザウバーF1の風洞試験を経た”Gフォース樽”製ウイスキー発売、お手頃価格

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スイス・ヒンウィルにあるザウバーの風洞試験を突破した樽で作られたライ・ウイスキー「アルファロメオF1チーム・ステイク・バレル」が米国バーモント州の蒸留所「ホイッスルピッグ」より9月13日に発売される。

これはアルファロメオの名を冠するF1チームと、2022年よりスポンサー契約を結ぶホイッスルピッグとのコラボレーションにより生まれたもので、2023年型F1マシン「C43」の空力試験に使われているのと同じ風洞でテスト、厳選された樽を使って熟成したものだという。

曰く、これらの樽は「蒸溜所で様々なレベルのGフォースに耐え、ウイスキーと木材の相互作用を加速」する効果があるとの事だ。

アルコール度数はバルテリ・ボッタスの車番にちなんだ96.77プルーフ(約48度)で、周冠宇の母国である中国に引っ掛けたライチと烏龍茶での後熟により、ハーブ&フローラルな香りと「スリリングな味わい」を楽しめるという。

価格は49.99ドル(約7,365円)とお手頃だが、公式オンラインショップでの発送はアメリカ国国内に限定されており、また店舗発売も米国内のみという事で、日本在住のファンにとっては購入のハードルが高すぎるのが悔やまれるところだ。