F1サンパウロGP予選、6番手ラッセルを含む複数名が召喚…新ルール違反の疑いで

インテルラゴス・サーキット上空に垂れ込める雨雲、2023年11月3日F1サンパウロGP予選Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

インテルラゴス・サーキットで行われた11月3日(金)のF1サンパウロGP予選で規定違反を犯した疑いがあるとして、セッション終了後に計4名のドライバーがスチュワードに召喚された。

4名の内の3名は、今週末に導入されたばかりのピットレーンでの走行に関する新しいルールへの抵触が疑われている。

ピットレーン出口の封鎖が注目を集めた前戦メキシコGPを経てF1レースディレクターを務めるニールス・ヴィティヒは、ピットレーンでの停止を禁止とする一方、シュートアウトと予選においては「ピット出口ライトとSC2ラインの間」で前走車とのギャップを作っても良いとの通達を出した。

ただし「他のドライバーがピット出口走路の右側から追い越せるよう、できるだけ左側を走らなければならない」との条件をつけた。

3名にグリッド降格ペナ、PL規定違反

ジョージ・ラッセル(予選6番手 / メルセデス)とエステバン・オコン(12番手 / アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(13番手 / アルピーヌ)は他の複数台をピットレーン出口で「不必要に妨害」したとして召喚された。

セルジオ・ペレス(レッドブル)もスチュワードに呼び出されているが、こちらは妨害された側として聴聞会で聴取を受ける。

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