トロロッソのトランスポーターに描かれたレッドブルとホンダのロゴcopyright Honda

レッドブル・ホンダ誕生が確実との報道、F1フランスGPで正式発表か?2019年以降、ホンダエンジン搭載へ

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19日(火)、複数の欧州メディアが一斉に報じたところによれば、アストンマーチン・レッドブル・レーシング(Aston Martin Red Bull Racing)は来季のF1エンジンとして、日本の大手自動車メーカー、ホンダが製造するパワーユニット(PU)を搭載する事を最終決定したという。実現した場合、来シーズンのグリッドに「レッドブル・ホンダ」が誕生する。

ホンダF1、レッドブルとの契約締結を発表

レッドブルは、今月末に開催される母国レースの第9戦F1オーストリアGPまでに来季以降のPUを確定するとしていたが、上層部は18日(月)深夜、ホンダとのパートナーシップ締結を決断したようだ。同チームは今シーズン限りでフランスの自動車メーカー、ルノーとのPU供給契約が満了を迎えるため、その動向に注目が集まっていた。

レッドブル・レーシングは2005年にF1に参戦。空力の鬼才として高い評価を誇るエイドリアン・ニューウェイがマシンの設計を手がけ、2010年から2013年にかけてルノーエンジンを搭載しドライバーズ及びコンストラクターズ両部門4連覇という快挙を達成。ホンダは今季より、その姉妹チームであるスクーデリア・トロロッソにPU一式を供給している。

ホンダとルノーの両エンジンメーカーは、ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催された前戦カナダGPで最新型PUを投入。レッドブル首脳陣はルノーとの契約を更新するかホンダとの新たな旅路を歩むかを決断するため、両者のパフォーマンスと今後の期待値を分析していた。ICE(内燃機関)を中心にアップデートされたホンダRA618Hは、旧型と比べて1周あたり0.3秒ほどの大きなゲインをもたらしたとされる。

遅くとも6月29日までに正式な発表が行われるとみられるが、早ければ今週末のF1フランスGPまでに発表される可能性もある。

レッドブルは同社所有の設備を提供するなどの形で、トロロッソ・ホンダのマシン開発と活動をサポート。パッケージ開発の面で既にホンダと協業を行っている。グリッド最速のシャシーを持つ王者チームは、ルノーのカスタマーを継続するよりも、ホンダのワークスチームとなる事を選択した。

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