2020年F1バルセロナテスト4日目を終えたレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、RB16は先週よりも更に改善しているとの認識を示した。

2月26日(水)に行われたテスト4日目でアルボンは午前の走行を担当するも、インスタレーションラップの1周を終えたのみでガレージへと戻り、3時間近く走行時間をロスした。

チーム側の発表によればサスペンションに問題が発生していたとの事で、走行できたのは実質的に1時間のみ。アルボンは僅か29ラップの6番手タイムに終わったが、マシンの感触は非常に良好なようだ。

RB16は先週よりも更に改善している

アレックス・アルボン順位: 6位, 周回数: 29

サスペンションに少し問題があって時間をロスしてしまったから、午前は少しストレスの溜まるセッションになってしまったけど、先週のテストでかなり走り込めているから、凄く予定が遅れたというわけじゃない。

期待していたほど多くはマイレージを稼げなかったけど、マシンの感触は凄く良いし、先週と比較して更に改善されていた。今週はパフォーマンス面にも取り組む予定だし、正しい方向に向かって一歩踏み出せたような気がしている。

今の目標はマシンをベストなウインドウに入れ込む事だけど、すでに良い感じに仕上がってきてる。とは言え、開幕のメルボルンに向けては、まだいくつか課題が残っている。

第2回テスト初日をトップで締め括ったのはアルファロメオのロバート・クビサ。2番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、3番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレスが続く結果となった。

2020年F1バルセロナテスト5日目のセッションは、2月27日(木)現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットで開催される。