ゲーム「F1 22」の”ドライバー格付け”が明らかに! 角田裕毅は新人・同期を上回る総合78点
近日発売予定のF1公式ゲームの最新作「F1 22」の”ドライバーレーティング”が明らかとなった。角田裕毅(アルファタウリ)は総合78点の17番手となり、同期のミック・シューマッハ(ハース)やルーキーの周冠宇(Alfa Romeo)、シート喪失が危ぶまれるニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)を上回った。
モナコGP終了時点までのデータに基づき算出されたイニシャルの格付けでは、2021年にタイトル争いを演じたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)に最も高い総合評価94点が与えられた。
興味深いのはフェルスタッペンの”危機意識”パラメーターで、”レースクラフト”と”ペース”で各々98点と97点という満額に近い値を得る一方、平均以下の79点に留まった。同項目が最も高かったのは93点のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)だった。
総合評価は以下の4つの指標を組み合わせて算出され、キャリアモードとマイチームの進捗状況に応じ、シーズンを通して変動する。
- 経験(Experience)…キャリア通算出走回数に基づく
- レースクラフト(Racecraft)…オーバーテイクに関連したスコア
- 危機意識(Awareness)…競技違反に関連するスコア。審議が少ない程高い
- ペース(Pace)…予選・決勝でのファステストから算出。対僚友成績も考慮
なお開発元のコードマスターズは、以前のドライバーレーティングが批判を浴びた事を受け、より直近の成績・パフォーマンスが反映されるようアルゴリズムを変更。更に、アンソニー・デビッドソンやデヴィッド・クロフト、アレックス・ジャックというF1解説者達に、スコア決定の際の専門家パネルを依頼した。
順位 | ドライバー | 総合 | 経験 | レースクラフト | 意識 | ペース |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | フェルスタッペン | 94 | 72 | 98 | 79 | 97 |
2 | ハミルトン | 94 | 93 | 96 | 92 | 93 |
3 | ルクレール | 92 | 65 | 94 | 91 | 95 |
4 | ノリス | 90 | 64 | 94 | 82 | 92 |
5 | ラッセル | 90 | 64 | 90 | 86 | 93 |
6 | アロンソ | 89 | 98 | 88 | 78 | 89 |
7 | ボッタス | 88 | 77 | 84 | 93 | 90 |
8 | ペレス | 88 | 83 | 89 | 85 | 89 |
9 | サインツ | 87 | 72 | 89 | 89 | 87 |
10 | ベッテル | 85 | 91 | 87 | 92 | 83 |
11 | ガスリー | 84 | 62 | 90 | 79 | 84 |
12 | リカルド | 83 | 82 | 88 | 93 | 80 |
13 | オコン | 83 | 63 | 90 | 76 | 82 |
14 | アルボン | 82 | 59 | 90 | 76 | 81 |
15 | マグヌッセン | 81 | 68 | 82 | 84 | 82 |
16 | ストロール | 80 | 65 | 89 | 76 | 77 |
17 | 角田裕毅 | 78 | 55 | 76 | 74 | 83 |
18 | シューマッハ | 77 | 56 | 79 | 80 | 79 |
19 | ラティフィ | 70 | 60 | 80 | 76 | 66 |
20 | 周冠宇 | 70 | 47 | 80 | 73 | 67 |
「F1 22」はプレイステーション4/5、Xbox One、Xbox Series S|X、PC(Steam、Origin、Epic Game Store)をプラットフォームとして2022年7月1日に世界同時リリースされる。