F1ラスベガスGP、フェラーリ特例を求めるも拒否…サインツ降格へ「極めて異常な外部状況」でPU交換

ガレージ内を移動するカルロス・サインツ(フェラーリ)、2023年10月28日F1メキシコGP予選Courtesy Of Ferrari S.p.A.

排水溝の不備という不可抗力を理由にフェラーリが特例を求めたにも関わらずF1ラスベガスGPのスチュワードは、カルロス・サインツがグリッド降格ペナルティを避ける手立てはないと結論づけた。

サインツはオープニング・セッションで排水設備と衝突してクルマに深刻なダメージを負った。チーム代表のフレデリック・バスールによると、モノコックに加えてICE(内燃エンジン)、ES(バッテリー)、CE(コントロール・エレクトロニクス)が修復不能なほどに損傷した。

サインツは既に、エキゾーストを除く全てのPUコンポーネントが年間割り当て基数に達していた。交換はグリッド降格ペナルティを意味する。

おそらくは、ICEとCEに関しては開封済みで再使用可能な個体があった一方、ESに関してはストックがなく新品を開封する他になかったのだろう。フェラーリはペナルティなしにESを交換できるよう競技規定の適用除外を求めた。

続報:サインツ、グリッド降格ペナ確定

しかしながらデレク・ワーウィックら4名の競技審判団は「極めて異常な外部状況」により事故が発生したと認めつつも、免除規定がない以上、ペナルティを逃れる道はないと指摘した。

スチュワードは「減免を認める権限があればそうしていたであろうが、規定はそのような対処を認めていない」と付け加えた。

FP1後の会見の中でチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、モノコックとエンジン、バッテリーが「完全に壊れた」として「容認できない」と憤りをあらわにした。

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