2023 F1ハンガリーPU投入状況:角田含む4台交換、レッドブルとハースは全車GB降格リーチに

オラクル・レッドブル・レーシングRB19を駆るセルジオ・ペレスと、ハースVF-23フェラーリを駆るニコ・ヒュルケンベルグ、2023年6月3日F1スペインGP予選にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2023年F1第12戦ハンガリーGPにおける各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

角田裕毅(アルファタウリ)を含む4台がFP1を前に新たなコンポーネントを開封した。現時点において、いずれのコンポーネントも降格リーチに達していないのは周冠宇(アルファロメオ)とケビン・マグヌッセン(ハース)の2台のみだ。

Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
ルイス・ハミルトン 4
エステバン・オコン 3 3 3 3 5
ケビン・マグヌッセン 3
角田裕毅 4

ペレスは2戦連続でギアボックスを交換。マグヌッセンと共に今季4基目のGBX C&C(ケース及びカセット)およびGBX DL(駆動系、ギアチェンジ、補助コンポーネント)を開封した事で、レッドブルとハースは全車が降格リーチに至った。

これら4台の他に4基目のギアボックスを開封しているのはピエール・ガスリー(アルピーヌ)のみで、全20台中9台はまだ2基目に留まっている。

アゼルバイジャンGPを前に競技規定が改定された事で、V6ハイブリッド・ターボ導入10年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間4基まで使用できる事となった。CE、ESは各2基まで、そしてエキゾーストは年間8セットまでに使用が制限されており、超過した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

F1ハンガリーGP:パワーユニット通季投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
レッドブル・ホンダRBPT M.フェルスタッペンVER 3 3 3 3 2 2 4
S.ペレスPER 3 3 3 3 3 3 4
フェラーリ C.ルクレールLEC 3 3 3 3 3 4 4
C.サインツSAI 3 3 3 3 2 2 4
メルセデス G.ラッセルRUS 3 3 3 3 2 2 4
L.ハミルトンHAM 2 2 2 2 2 2 4
アルピーヌ・ルノー E.オコンOCN 3 3 3 3 2 2 5
P.ガスリーGAS 4 4 4 4 2 2 5
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 2 2 2 2 2 2 4
L.ノリスNOR 3 3 3 3 2 2 5
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 3 2 2 2 1 2 4
周冠宇ZHO 3 2 2 2 1 1 4
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 2 2 2 2 2 2 3
F.アロンソALO 2 2 2 2 2 2 3
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 3 3 3 3 1 1 4
N.ヒュルケンベルグHUL 4 4 4 3 1 2 5
アルファタウリ・ホンダRBPT N.デ・フリースDEV 3 3 3 3 3 3 4
角田裕毅TSU 3 3 3 3 2 2 4
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 3 3 3 3 2 2 3
L.サージャントSAR 2 2 2 2 2 2 4

F1ハンガリーGP特集

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