F1と国際自動車連盟（FIA）はシュタイアーマルクGPの初日セッションが行われた7月10日(金)、過去1週間に渡って行われた新型コロナウイルス感染症（COVID-19）検査において、陽性反応を示した者はいなかったと発表した。

F1は7月3日(金)から9日(木)までの1週間で、ドライバー、チーム、スタッフに対して計4566回の検査を行ったが、陽性反応はゼロだった。F1は開幕オーストリアGPの際にも同じようにテストを行っているが、その時も感染が確認された者はいなかった。

グランプリに参加する全ての関係者はホスト国への渡航前にウイルス検査を受け、陰性でない限りはサーキットへの立ち入りが禁じられている。またパドック内では全員にマスクの着用を義務付けており、イベント期間中も民間の医療チームによる検査が5日ごとに行われている。

F1は集計情報を公開する意義について「競技の完全性と透明性の確保」のためだとしており、個人情報を伏せた上で7日毎に結果を公表するとしている。

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