レッドブル・リンクで開催されるF1オーストリアGP予選に先立つ7月4日(土)、F1と国際自動車連盟（FIA）は過去7日間に関係者に対して実施した4,000回以上の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）検査において、陽性反応がゼロであった事を明らかにした。

グランプリに参加する全てのチームスタッフ、関係者はホスト国への渡航前にウイルス検査を受け、陰性でない限りはサーキットへの立ち入りが禁じられている。

イベント期間中も民間の医療チームが5日ごとにテストを行い、サーキット到着時にも追加のスクリーニングが行われている。

パドックには至る箇所にソーシャルディスタンスの遵守と手洗いを呼びかけるポスターが掲示されており、消毒用アルコールも惜しみなく設置されるなど、健康と安全を確保するために厳しい措置がとられている。

F1は声明の中で「FIAとF1は本日、6月26日(金)から7月2日(木)までの間に計4,032人のドライバー、チーム、そしてスタッフがCOVID-19の検査を受けた事を明らかにする。このうち、陽性と判定された者はいなかった」と述べた。

「集計情報の公開は、競技の完全性と透明性の確保のためだ。FIAおよびフォーミュラ1は、チームや個人に関する具体的な詳細は提供しないものの、7日毎に結果を公表する」

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