
デイモン・ヒル、王座30周年の節目にウィリアムズF1へ復帰。アンバサダーに就任
1996年のF1ワールドチャンピオン、デイモン・ヒルがウィリアムズに復帰する。同チームでタイトルを獲得してから30年という節目の年に、チームの公式アンバサダーに就任した。
1996年、ヒルは僚友ジャック・ヴィルヌーヴとの争いを制して頂点に立った。だが、その時点ですでにハインツ=ハラルド・フレンツェンとの交代が決まっており、王座という栄光を手にしながらチームを去ることになった。
その後、アロウズを経てジョーダンでキャリアを終えたヒルにとって、ウィリアムズはキャリア最大の成功と、ほろ苦い別れの双方を味わった場所だ。引退後は、イギリスの衛星テレビ局『Sky Sports』のF1中継で解説を務めるなど、メディアでの活動を続けている。
今回の就任によりヒルは、ヴィルヌーヴ、そしてWシリーズで3連覇を達成したジェイミー・チャドウィックと並び、ウィリアムズの公式アンバサダーに就く。なお、2009年王者ジェンソン・バトンはこの冬にアンバサダー職を退き、現在はアストンマーティン・ホンダで同様の役割を担っている。
ヒルは就任発表に際し、「ウィリアムズは私にとって、キャリアを決定づける瞬間を過ごした本当に特別な場所だ。こうしてアンバサダーとして戻れることを本当に光栄に思う」と語った。
また、チーム代表を務めるジェームズ・ヴァウルズは、ヒルの復帰を「名誉」と表現し、「彼ほどこのチームを象徴する人物はほとんどいない」と歓迎の意を示した。