アルファロメオF1の責任者に就任したクリスティアーノ・フィオリオ
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

アルファロメオ、F1責任者にクリスティアーノ・フィオリオを任命

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アルファロメオはF1第11戦ハンガリーGPの開幕を翌日に控えた2021年7月29日(木)、ザウバー・モータースポーツAGとの契約更新を経て、クリスティアーノ・フィオリオをF1責任者に任命した事を発表した。

同氏はシーズン毎の段階的な改善を目標を掲げ、ジャン-フィリップ・インパラートCEO直属の部下として、F1事業における費用対効果の最大化に取り組んでいくと言う。

1972年にイタリア・トリノで生まれたフィオリオは2013年にFCAグループに加わり、ブランド・マーケティング・コミュニケーションEMEAの責任者を務めた後、FCA傘下の全ブランドのプロモーションを統括する役割を担った。

アルファロメオは「先駆的なハイブリッド戦略、持続可能なテクノロジー、果てしない効率性の追求」などを理由に挙げて、F1は電化への道を歩む同ブランドにとって「重要な領域」であるとして今月頭にザウバーとの複数年の契約延長を発表した。

ただしこの複数年契約は「1年毎の評価性」となっており、2023年以降もこの契約が継続されるか否かは各シーズンのパフォーマンス及び、電動化を巡る市販車市場の動向に左右される事になるものと見られている。

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