会場悲鳴…頭を抱えるサインツ、ラスベガスGP前哨戦「Netflixカップ」で優勝もトロフィーを破損

F1ラスベガスGPに先立ち行われたゴルフトーナメント大会「Netflixカップ」で優勝トロフィーを落とすカルロス・サインツ(フェラーリ)、2023年11月14日copyright carlossainz55@Instagram

初開催を迎えるF1ラスベガスGPに先立ち、現地11月14日(火)に行われたゴルフトーナメント大会「Netflixカップ」で、メジャー2勝を誇るジャスティン・トーマスとカルロス・サインツ(フェラーリ)のペアが優勝を果たした。

中心部ストリップに位置する高級リゾートホテル「ウィン・ラスベガス」脇のゴルフコース「ウィン・ゴルフクラブ」で行われた本イベントには、サインツとトーマスを含む4名のF1ドライバーと4名のプロゴルファーが参加した。

ランド・ノリス(マクラーレン)は2010年のPGAツアー新人賞者、リッキー・ファウラーと、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は怪我を理由に欠場したコリン・モリカワの代役、トニー・フィナウと、そしてアレックス・アルボン(ウィリアムズ)はツアー6勝のマックス・ホーマとそれぞれペアを組んだ。

このイベントはマッチプレー形式で8ホールをプレイし、上位2チームがプレーオフにより優勝を争うもので、各マッチはスクランブル形式で行われた。

サインツとトーマスはガスリー/ファウラー組をプレーオフで僅差で破り、初代Netflixカップを制した。優勝した2人には、Netflixのテッド・サランドスCEOとリバティ・メディアのグレッグ・マッフェイCEOから白黒チェックのジャケットとトロフィーが授与された。

ところがその後のセレモニーの最中、サインツは左手のみで掴んだトロフィーを落としてしまった。地面に叩きつけられたトロフィーの取っ手と台座は取れ、会場から悲鳴が上がる中、サインツは両手で頭を抱えた。

2023年シーズンのF1はトロフィーが破損する事態が相次いだ。ハンガリーGPではノリスが得意のシャンパンムーブを披露。表彰台の上に置かれていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の優勝トロフィーが落下した。

その翌週末に行われたベルギーGPでは、レッドブルのコンストラクターズ・トロフィーがチーム恒例のシャンパンシャワーの最中に地面に倒れた。

Netflixは、様々なプロゴルファーに密着するドキュメンタリー「フルスイング: その一打が勝負を分ける」と、F1シーズンの舞台裏を追う「Formula 1: 栄光のグランプリ」という2つの人気コンテンツを擁している。Netflixがスポーツイベントのライブ配信を行うのは今回が初めてだった。

F1ラスベガスGP特集

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