12番手ハートレー「トロロッソ・ホンダにとって上出来のリザルト、入賞を目指す」
F1ベルギーGP公式予選を12番手で終えたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは「チームとして上出来の結果。望みうる最高のリザルト」と述べ、満足感を示した。
パワーサーキットのスパ・フランコルシャンに苦戦していたトロロッソ・ホンダ勢はFP2以降、ライバルチームの改善に追いつけず徐々に後退。ハートレーは苦戦を予想し公式予選に臨んだ。
だが、エンジン交換によるグリッド降格のニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)が走行を取り止めた事もあり、Q3進出に迫る12番手タイムでセッションを終えた。
11番手タイムを記録したチームメイトのピエール・ガスリーには及ばなかったものの、その差は僅かに100分の2秒。ハートレーは残留に向けてチーム上層部に好印象を与えた。
上出来のリザルト、入賞を目指す
ブレンドン・ハートレー予選: 12位, FP3: 16位
FP2とFP3を終えて、今日の予選は僕らにとって厳しいセッションになるなって確信したよ。でも結果的に、チームとしてマシンの性能を限界まで引き出せたと思うし、その点についてはかなり良かったんじゃないかな。Q3に進出するのは少し難しかったと思うけど、最終的にはトロロッソ・ホンダにとって上出来の一日になったと思う。
統計的に言って、僕らのマシンはドライとウェットが混在するようなコンディションで速い傾向があるから、もう少し早く雨が降ってくれると良かったんだけどね。でも、今日の結果は望みうる最高のリザルトだったと思うよ。
11番手と12番手は素晴らしいリザルトさ。ボッタスのエンジン交換ペナルティによって、もう一つずつポジションが上がるしね。決勝でのポイント獲得をかけて戦うには素晴らしい位置だと思うよ。
スパウェザーが大混乱を引き起こした予選では、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。2番手はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手は新生レーシングポイント・フォースインディアのエステバン・オコンという結果となった。
2018年F1第13戦ベルギーグランプリ決勝レースは、日本時間8月26日(日)22時10分から行われ、1周7004mのスパ・フランコルシャン・サーキットを44周する事で勝敗を決する。