ピエール・ガスリー「11番手に凄く満足!タイヤ摩耗が少ないから決勝が楽しみ」
25日土曜に行われたF1第13戦ベルギーGP予選セッションを終えて、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが一日を振り返り、決勝に向けての抱負と見通しを語った。ガスリーは予選Q2に進出し11番手で予選を終えた。
スパ・フランコルシャン・サーキットはカレンダー最長の1周7,004mを誇り、エンジン全開率は75%にも達する屈指のパワーサーキット。トロロッソ・ホンダは苦戦覚悟でベルギー入りしたものの、予選ではスパウェザーの恩恵を得て、驚きとも言うべき11・12番手タイムを記録した。
マシンを降りたガスリーはリザルトへの満足感を口にした上で「僕らのマシンはデグラデーションが低い傾向にあるから、日曜の決勝が楽しみ」と述べ、レースでのポイント獲得に期待感を示した。
11番手に凄く満足!タイヤ摩耗が少ないから決勝が楽しみ
ピエール・ガスリー予選: 11位, FP3: 15位
予選11番手は本当に素晴らしいリザルトだよ。スパは僕らトロロッソ・ホンダのマシンが得意とするサーキットではないからね。でも、最終的に事前想定よりも良い結果を出すことができた。10番手まであと一歩まで行けたし、本当に満足だよ。
今日はマシンの性能を最大限にまで引き出せたのは間違いないよ。とは言え、Q3進出まではあとコンマ5秒の差があったから、流石にそこまでは届かなかった。STR13は毎回タイヤの磨耗が少ない傾向にあるから、その点は決勝に向けて前向きな材料だしレースが楽しみだよ。
僕らの前にいるマシンはかなり速いから、オーバーテイクするのは簡単じゃないだろうね。でも良いスタートを切って全力でプッシュするつもりだよ!
スパウェザーが大混乱を引き起こした予選では、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。2番手はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手は新生レーシングポイント・フォースインディアのエステバン・オコンという結果となった。
2018年F1第13戦ベルギーグランプリ決勝レースは、日本時間8月26日(日)22時10分から行われ、1周7004mのスパ・フランコルシャン・サーキットを44周する事で勝敗を決する。