ホンダF1の田辺豊治
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ホンダF1「Q3進出が目標であっただけに残念な結果…ロングランは悪くないので決勝に期待」

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6月30日土曜に行われた第9戦F1オーストリアGP公式予選を終えて、ホンダF1の現場統括責任者である田辺豊治テクニカル・ディレクターがセッションを統括した。

トロロッソ・ホンダ勢はハートレーがQ1敗退の苦汁を舐めた一方、ピエール・ガスリーがQ2進出の快走を披露。だが、期待された最終Q3進出は果たせず12番手という結果に終わった。

F1オーストリアGP予選を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日はQ3進出を目標に掲げていました。ピエールがあと少しのところでQ2敗退となってしまった事は残念です。とは言え、プラクティスでは悪くないロングランペースを示していましたので、これからチームと一緒にレース戦略を綿密に練り、ポイント獲得に向けて明日良いレースができればと思っています。


予選は日本時間22時からレッドブル・リンクで行われ、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがキャリア5度目のポールポジションを獲得。2番手にはルイス・ハミルトン。エンジンと車体を大幅に改良したメルセデスがフロントローを手に入れる事となった。

第9戦F1オーストリアGP決勝レースは、日本時間7月1日(日)22時10分からスタート。1周4,326mのレッドブル・リンクを71周する事で勝敗を争う。過去11回のレースを見る限りポール・トゥ・ウィンの確率は45%。追い抜けない事はないものの、コースはタイトでありオーバーテイクが容易とは言えない。

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