ファッションブランド「ヒューゴ・ボス」のロゴとアストンマーチンF1の2022年型マシン「AMR22」
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ヒューゴ・ボス、5年ぶりにF1復帰!アストンマーチンと公式ファッション契約を締結

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アストンマーチンF1チームは第10戦イギリスGPの開幕を翌日に控えた2022年6月30日(木)、グローバル・ファッションブランド「ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)」との公式ファッションパートナー契約を発表した。

ドイツ・メッツィンゲンの服飾ブランドはかつてマクラーレンと数十年に渡って活動を共にした後、ハイブリッド・ターボ時代を迎えると2015年にスポンサー先をメルセデスに鞍替えた。

ファッションブランド「ヒューゴ・ボス」のロゴが入ったアストンマーチンF1の2022年型マシン「AMR22」とアンバサダーを務めるジェシカ・ホーキンスとリザーブのニコ・ヒュルケンベルグCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ファッションブランド「ヒューゴ・ボス」のロゴが入ったアストンマーチンF1の2022年型マシン「AMR22」とアンバサダーを務めるジェシカ・ホーキンスとリザーブのニコ・ヒュルケンベルグ

その後、電動フォーミュラに将来的な可能性を見出し、2017年シーズン末を以てフォーミュラEへと転向したが、次世代技術規定が導入された今年、5年ぶりにF1復帰する事となった。

ボスはF1復帰を決定した理由の一つに、F1が進めている地球環境への影響を軽減するための取り組みを上げた。F1は50%を超える熱効率を誇るハイブリッド技術を採用しており、 2026年には100%持続可能な燃料を導入し、2030年までに二酸化炭素の排出量をゼロにする目標を掲げている。

契約の一環としてボスは来季より、ドライバー用のフォーマルウェアやチームウェア、トラベルウェアをデザイン・開発する。また7月1日~3日にかけて英国シルバーストン・サーキットで開催されるイギリスGPでは、セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールがドライブするAMR22にボスのロゴが掲げられる。

更に両者はレース外でのコラボレーションを模索しており、最初の取り組みとして2023年に発売予定のパフォーマンスウェアを主とした限定カプセルコレクションを共同開発する。

アストンマーチンのローレンス・ストロール会長はボスとの提携について「我々の取り組みの素晴らしさの更なる証明」であると語った。カナダ人大富豪ストロールはファッション業界で財を成した人物であり、ボスとの提携は驚くべきものではない。

ボスのダニエル・グリーダーCEOは「AMF1と共にモータースポーツにおける長き伝統を継続していける事を嬉しく思う」との談話を発表した。

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