アルピーヌは2月7日(水)にシーズン・ローンチを開催し、2024年シーズンのFIA-F1世界選手権に投入する新車「A524」とFIA世界耐久選手権（WEC）に投入する「A424」をお披露目する予定だ。

F1チームはピエール・ガスリーとエステバン・オコンのドライバーラインナップを継続する。メルセデスのF1リザーブ・ドライバーを務めるミック・シューマッハは、2台のハイパーカー「A424」のドライバー6名の1人として新たにアルピーヌの耐久プログラムに加わる。

現時点ではウィリアムズとザウバーが先陣を切って2月5日(月)に新たなチャレンジャーを発表する計画で、アルピーヌを含む6つのF1チームが2024年の新車発表日を明らかにしている。

チーム代表と最高経営責任者（CEO）、スポーティング・ディレクターとテクニカル・ディレクターというチーム最高幹部ら全てが退任した激動の2023年シーズン。アルピーヌはコンストラクターズ選手権6位に終わった。

5位のアストンマーチンとは160ポイント差、7位のウィリアムズとは92ポイント差と、激しいチャンピオンシップ争いとは縁遠いシーズンとなった。

2度の表彰台を獲得しながらもトップ5から大きく引き離されたアルピーヌは、2022年の11月という早い段階からA524の開発に取り組んできた。先行開発のアドバンテージが期待される。