アロンソ、アストンマーチン・ホンダで「歴史を変えたい」4冠フェルスタッペンに挑戦状
ポイント圏外11位に終わったF1ラスベガスGPを経てフェルナンド・アロンソは、今年はライバル達がマックス・フェルスタッペン「脅かす」ことに失敗したと指摘し、願わくば2026年のアストンマーチン・ホンダで、自身がこの流れを変えたいと語った。
2023年シーズン前半、アストンはレッドブルに迫る2番目の速さを持つチームとして躍進していた。しかしその後はパフォーマンスが低下し、直近の6戦におけるポイント獲得はわずか2回と、今やミッドフィールダーに転落している。
一方のフェルスタッペンは、タイトル争いのライバルであるランド・ノリスを1つ上回る5位でラスベガスGPをフィニッシュし、過去12戦で1勝に留まる状況ながらも、シーズン2戦を残して4年連続のドライバーズタイトルを獲得した。
アロンソは、今季のフェルスタッペンには「弱点がなかった」と指摘し、車体が刷新され、アストンがホンダ製パワーユニットを手にする2026年に、無敵の4シーズンを過ごしているフェルスタッペンを相手にタイトル争いに挑み、今度は自分が「歴史を変える」番になりたいと語った。
一歩及ばずポイントを逃した自身のレース内容については「良いレースだった」「クルマの感触も良かった」と振り返った。その一方で、「残り4周でチェコ(セルジオ・ペレス)に抜かれてポイントを失ったのが少し痛い」と語った。
「たとえ1ポイントを争う時であっても、表彰台を狙うように全力で戦う。たとえ結果が何も変わらなくてもね」
「誰だって世界チャンピオンになりたいと思っている。2026年にはその可能性があることを願っている」