16年F1王者のジェンソン・バトン、2018年スーパーGTへのフル参戦を発表
F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、12月3日(日)ツインリンクもてぎで行われた「Honda Racing THANKS DAY 2017」にて、2018年シーズンのSUPER GT500クラスへのフル参戦を発表した。チーム名は明らかにされなかったものの、ホンダ系チームでのエントリーとなる。
今年マクラーレン・ホンダのアンバサダーを務めるバトンはストフェル・バンドーンと共に来日、3日もてぎのグランドスタンドプラザで行われたF1トークショーに臨んだ。司会のピエール北川から「ビッグニュースがあるとか?」と促されたバトンは「そうなんだ」と切り出し、自らの口からビッグニュースを発表した。
バトンは今年8月26日から27日に三重県鈴鹿サーキットで開催されたSUPERGTシリーズ第6戦鈴鹿1000kmにMOTUL MUGEN NSX-GTから参戦、この時のマシンの感触が良かったことが参戦理由だと明かした。当時バトンは「またここでレースすることになるかもよ」とスーパーGT参戦を仄めかしていた。
「来年スーパーGTに参戦することが決まってとても興奮してるよ。大好きなカテゴリだからね。マシン開発やら何やらやるべき事は多いけど、NEWシーズンが楽しみだよ!」かつてF1を席巻したMcLaren Honda MP4/4のデモランを終えたバトンは、日本でのレースを楽しみにしていると重ねて強調した。
バトンとマクラーレンとの契約は今年末までとなっており、来季リザーブドライバーにはランド・ノリスの起用が決定している。衝撃発表の後に行われたHonda FIT RSでのエコカーバトルに参加したバトンは、ガス欠により早々に戦線を離脱、1年ぶりのレース復帰に向けて”仕上がりに不安”を感じさせるレースを披露している。