日本時間27日(土)、第101回インディ500決勝前の最後のプラクティス走行=カーブデーが1時間に渡って行われた。トップスピードを記録したのはエリオ・カストロネベス（ペンスキー）、2番手には佐藤琢磨（アンドレッティ）、3番手にはトニー・カナーン（チップ・ガナッシ）が続いた。軽い調整のための走行とは言え、否が応でも佐藤琢磨への期待が高まる結果となった。琢磨は予選で4番手を記録しており、決勝ではセカンドローからのスタートが決定している。

F1モナコGPを欠場してインディ500に参戦しているフェルナンド・アロンソ（アンドレッティ）は5番手という結果だった。2度F1の頂点に輝いた実力の持ち主とは言え、決勝では未体験の様々な状況に臨機応変に対応することが必要不可欠。現役最強の呼声高いマクラーレン・ホンダのレギュラードライバーは、一体どのような走りを見せてくれるのだろうか。上位10台の内、琢磨とアロンソを含む4台がアンドレッティ勢となった。

第101回インディ500決勝レースは、日本時間29日(月)1:19にグリーンフラッグが振られる予定となっている。レースは1周2.5マイル(4.023km)のコースを200周、つまり500マイル(804.672km)を走行することで勝敗を決する。

トップ10順位

2017年インディ500のテレビ放送・ネット配信予定