フェラーリを襲う“インテルラゴスの罠”―「本当に遅い」とルクレール吐露、途方に暮れるハミルトン

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スクーデリア・フェラーリは、2025年F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選で再び厳しい局面に立たされた。ルイス・ハミルトンは11番手でSQ2敗退、シャルル・ルクレールも最終SQ3で8番手にとどまり、チーム全体として上位進出を逃した。

バンピーで起伏の激しいインテルラゴス・サーキットは、現行グランドエフェクトカーの弱点をあぶり出す。アンダーフロアで大部分のダウンフォースを生み出す設計上、リアの車高調整が空力性能の鍵を握るが、このコース特有の激しい凹凸と高低差が、それを極めて難しくする。

今週末、フェラーリはレッドブルと同様、このサーキットにおける理想的な車高バランスと関連パッケージの整合を見い出せず、クルマのポテンシャルを全く引き出せていないように見える。

ハミルトン「楽しむしかない」黄旗の影響を除外

ハミルトンにとって初日の金曜日は災難続きだった。FP1では第2セクターでフロアを激しく打ちつけ、720度スピン。さらにSQ2では、ルクレールがスピンしたことで出されたダブル・イエローフラッグの影響を受けた。

Q2に進出したルクレールの1分09秒732に対し、ハミルトンはわずか0.079秒差の1分09秒811。惜しくもSQ2敗退に終わったが、本人は敗因を黄旗には求めなかった。

「(黄旗は)確かに助けにはならなかった。でも、努力が足りなかったわけじゃない。チームとしてはもっと高い競争力があると考えていたけど、全力を尽くした結果がこれだ。単に僕らには十分な速さがなかったんだ」

「11番手だし、あとはとにかく、楽しむしかない。文字通り、楽しむことだけを考えるよ。僕の方はこの1年、上手くいっていない。だから、結果がどうあれ楽しむしかない。それ以外には何もできない」

なお、ハミルトンはルクレールのスピン時に掲示されたダブルイエローを無視し、競技規則違反と認定されたが、ペナルティガイドラインが定める最大10グリッド降格ペナルティではなく、今季初の「戒告」にとどめられた

ルクレール「本当に遅い」クルマの限界と主張

ルクレールはSQ2で、アイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)を追い抜こうとターン8でラインを外し、ダーティなアウト側の路面に乗ってアクセルを踏み込んだ瞬間、スピンを喫した。

その結果、提示されたダブルイエローの影響で、複数のドライバーがアタックを中断せざるを得なくなり、これに救われる形でルクレールは9番手ギリギリでSQ3進出を果たした。

ただ、最終セッションではハジャーとニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)を抑えて8番手につけるのが精一杯。セッションを振り返ったルクレールは、不満を隠さなかった。

「今日は本当にクルマが遅かった」

「フィーリングは悪くなかったけど、とにかくスピードが足りない。SQ3の1回目のラップは悪くなかったけど、最後のストレートでシフトダウンが上手くいかず、0.15秒くらい失った。ただ、それがなくても上位には届かなかったと思う」


2025年F1サンパウロGPのスプリント予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)をわずか0.097秒差で抑え、ポールポジションを獲得。3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続く結果となった。

スプリントは日本時間11月8日(土)23時から、公式予選は同27時から1時間に渡ってインテルラゴス・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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