F1中国GP決勝レースを振り返ってハミルトンがコメントを発表した。ハミルトンはこれまで11回中国GPに参戦しその内の5回で優勝を成し遂げたことになる。キャリア通算54勝目、32回目のファステストラップを記録し波に乗るハミルトン。優勝には満足しながらも、本音を言えばセバスチャン・ベッテルとの真っ向勝負を望んでいたと語る。
ルイス・ハミルトン
決勝:1位, 予選:1位
「ポールポジションからのスタートだったから、言うこと無しって感じだったよ。上手くスタートを決められたし、順位を守ることが出来てすごく満足してる。トリッキーなコンディションだったから、レースをしている間は冷静である必要があったんだ。セーフティーカーで出ている中でピットストップした後、ゆっくり走らざるを得なかったからタイヤがすごい冷えちゃったんだ。だから簡単にミスするような状況だったんだけど、そうならなかったから有り難いね」
「最後の20周では、僕とセバスチャンは出来る限りの速さで互いにガンガン攻めたんだ。ファステストラップを次々に更新しながらね。これこそがまさにレースだよ。セーフティーカーが入っていなかったら、僕らのタイム差はなかったわけだから、その方が面白かったよね。そうすればすごく接近してただろうし、セバスチャンとの真っ向勝負ができたのにね」
「素晴らしい週末だったよ。今日の結果をもたらすためにチームがしてくれた努力に心から感謝したい。こういう週末はホント最高だよ。僕は鎖の中の輪っかの1つに過ぎなくて、何百人もの人達が僕をこの順位にするために関わっているんだから。みんな本当におめでとう。彼らが家に帰ってこの勝利を祝い、そして魂とこの戦いを感じてくれたら嬉しいね」
2017年中国GPの詳しい模様と結果については「F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト」を参照いただきたい。
