
ランド・ノリス「悔やんで頭を抱えることになる」― 戦略ミスで”負け組”7番手
7番手にとどまった2025年F1第17戦アゼルバイジャンGP予選を経てランド・ノリス(マクラーレン)は、Q3の最終アタックで真っ先にコースへ出た戦略的判断が裏目に出たと振り返り、その決断を悔やんだ。
「僕らは頭を抱えることになるだろうね」と苦笑しつつ、自分たちが下した選択が結果を左右したことを認めた。
乾き始めた路面で不利に
先陣を切ってアタックに臨んだノリスは一時2番手に浮上したものの、後続のドライバーたちは改善する路面を生かして次々にタイムを更新。最終的に7番手へと後退した。
「もちろん、こんな状況だったからもっと良い結果を望んでた。でも僕らは誤った判断をしてしまった。僕の、そして僕らのミスは、ピットレーンを最初に出たことだ。悔やんで頭を抱えることになるだろうね」とノリスは振り返る。
「でも、もし僕らの後方で黄旗や赤旗が出ていたら、僕らはヒーローで、他のみんなは負け組に見えたはずだ。今回は逆になってしまったれど、時にはそんなリスクを取るしかない」
「ただ、今日の場合はリスクですらなく、単に結果としてうまくいかなかっただけだ。今回の件を見直して、次はもっと良い判断ができるようにしたい」
クラッシュ寸前の場面も
ノリスはターン15の出口でバリアに接触しそうになりながらもラップをまとめた。ただし大きなタイムロスはなかったと自己分析する。
「せいぜいコンマ2〜3秒を失っただけだと思う。あれで幾らか順位を落としたかもしれないけど、それでもマックス(フェルスタッペン)との1.1秒差を説明できるものじゃない」と説明した。
決勝への巻き返しを誓う
タイトルを争うライバルでありチームメイトのオスカー・ピアストリはQ3でクラッシュを喫して9番手に沈んでおり、チャンピオンシップの観点では痛手を最小限に抑えられた。
「今日の結果には満足してないけど、明日のレースは長いし、ポイントを稼ぐチャンスは十分ある」とノリスは前を向いた。
2025年F1アゼルバイジャンGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にカルロス・サインツ(ウィリアムズ)、3番手にリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間9月21日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。