フェラーリのセバスチャン・ベッテルが2017年F1中国GP予選を振り返りコメントを発表した。ベッテルは3位バルテリ・ボッタスに1000分の1秒差をつけ2番手フロントローを獲得した。1000分の1秒差は距離にするとたったの5.9cm。ベッテルは、1000分の1秒差は実力ではなくただの運だと語る。
F1中国GP予選を終えてのコメント
セバスチャン・ベッテル
予選:2位/1:31.864
「メルセデスにオーストラリアよりも少し近づいたから、明日に期待が持てる良い予選だったね。明日はコンディションとかあらゆるものが違うから、レースがどうなるのか楽しみだね。もちろんもっとハミルトンに接近したかったよ。メルセデスがQ3で速いのはわかっていたけど、彼らはそれを実際に証明してみせたね」
「バルテリとの（1000分の1のタイム差）ことはツイてたよね。1000分の1なんてもう運みたいなものでしょ。最終コーナーでは少し早めにブレーキングしてしまったから、縁石に激しく乗り上げちゃったんだ。おかげでマシンの挙動が落ち着くのを待たなければならなかったけど、自分のラップには満足してるよ。そのせいで少しタイムを失ったけど、それでもルイスとの差は埋まらなかっただろうからさ。メルボルンとは全く違う気温が低い条件でのこの結果は、間違いなく良いニュースだよ。僕は彼女(ベッテルのマシン)が僕に訴えてくるものを信頼してるし、彼女は僕の訴えに耳を傾けてくれるんだ。良い勝負だけど、さらに改善する必要はもちろんあるね」
ベッテルは自分のマシンに女性の名前を付けることを習慣にしており、今季のSF70Hには”ジーナ”という名前をつけて可愛がっている。（参考:ベッテル「彼女との初体験は最高だった！」）F1中国GP決勝レースは、明日2017年4月9日(日)15:00から上海インターナショナル・サーキットにて行われる。天気予報では明日は再び雨の見込み、ウェット・コンディションでのスタートが予想されている。
