コードマスターズ社とF1は2018年10月16日、スマートフォンアプリ「F1® Mobile Racing（F1 モバイル・レーシング）」のリリースを発表した。Android版とiOS版の両方が開発されているが、まずは10月18日にiOS版が世界同時リリース（中国を除く）される。

F1 モバイル・レーシングは、無料で楽しめるオンライン・レーシングのスマートフォン用アプリケーション。世界中のプレイヤーとリアルタイムでレースを競う。リーグ戦を勝ち進むことで新しいF1マシンをアンロックしたり、自分好みにカスタマイズした世界に一つだけのF1マシンを作り上げる事が出来る。

F1公式のアプリという事で、2018シーズンのカレンダーに登場する全てのサーキット及びマシンを収録。復活を遂げた仏ポール・リカール・サーキットや新進気鋭のバクー市街地コース、そして日本が世界に誇る鈴鹿サーキット等、F1ドライバーになり切って全21のコースを走る事が出来る。

“シングルモード”と呼ばれるモードでは、カスタムした自分だけのオリジナルF1マシンを使って、サーキット、レースタイプ、ラップ数、難易度の各項目を選択してレースを行う。”デュエルモード”では、リーグ戦という形で世界中のプレイヤーと1対1のバトルを行い勝敗を決する。

“ショップ”では、パフォーマンスパッケージやゲーム内通貨を購入する事が出来る。公式F1マシンをドライブするためには課金が必要となる。例えば、メルセデスF1 W09は1300円だが、マクラーレンMCL33は1080円で購入できる。無論課金しなくてもプレーは可能。この場合、自分だけのオリジナルマシンでレースに参加する。

切り売りのパッケージアプリではないため定期的なアップデートが予定されており、新しいチャレンジや設定、カスタマイズ方法の追加、新機能や新しいコンテンツなどが随時追加される。

本作を手掛けるコードマスターズは、プレイステーション4などのプラットフォームで発売されてきた歴代のF1公式ゲームの開発元。その最新作「F1™ 2018」が先月20日、満を持して日本での発売開始を迎えたばかりだ。