ハース、2台揃ってQ3の大活躍「是が非でもポイントを狙う」とグロージャン
6月30日土曜に行われた第9戦F1オーストリアGP公式予選を終えて、ハースF1チームのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンがセッションを振り返った。
ハースは今週末、終始トップ10に食い込む速さをみせており、グロージャンがミッドフィールド最速の6番手、マグヌッセンは8番手と大健闘。ダブルQ3進出の活躍をみせた。
F1オーストリアGP予選を終えて
ロマン・グロージャン予選: 6位, FP3: 7位
本当に良い予選になったよ。マシンに施したセットアップが上手く機能してくれたんだ。今週末は良いペースを刻めてるね。予選Q2の時にタイヤ1セットでQ3に進出できて本当にハッピーだよ。Q3でのチャンスが広がるからね。
マシンに関しては全て上手く機能していてバランスも良く満足してる。最後のQ3では4番手にとどまりたかったよ。”頼むよっ!”って願ってたんだけど。トップチームの方が僕らより速かったね。でも、レッドブル2台に割って入れた事は誇りだし、ケビンが8番手ってのも満足だ。
明日は2台揃ってトップ10からスタートできるわけだから、何としてもポイントを手に入れて帰りたい。
ケビン・マグヌッセン予選: 7位, FP3: 8位
マシンが本当に良かったよ。チームの素晴らしい仕事のおかげだと思う。ロマンの方も本当に良いラップだったし、今日の僕らはずっと速さがあった。グリッドが6番手と8番手というのは相当良いと思う。初日のFP2ではロングランペースがかなり良かったし、日曜日が楽しみだね。
出来る限りの事をやって結果を待つつもりだけど、やっぱりポイントが欲しい。地道に努力を続けて、明日何が出来るのかを検討してみるよ。
予選は日本時間22時からレッドブル・リンクで行われ、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがキャリア5度目のポールポジションを獲得。2番手にはルイス・ハミルトン。エンジンと車体を大幅に改良したメルセデスがフロントローを手に入れる事となった。
第9戦F1オーストリアGP決勝レースは、日本時間7月1日(日)22時10分からスタート。1周4,326mのレッドブル・リンクを71周する事で勝敗を争う。過去11回のレースを見る限りポール・トゥ・ウィンの確率は45%。追い抜けない事はないものの、コースはタイトでありオーバーテイクが容易とは言えない。